『漫どころ劇場』エピソード9

「ご漫悦な対立」編
〜その1〜

一応 新エピソード、新シリーズということで。とはいえ基本的には前回からの延長を引きずっているので、ちょこっとだけ、ある部分だけマイナーチェンジです。望ちゃんも そこに気付いてほしくて ちょいアピールです。

漫画の妖精さんが久々の登場でございます。漫画の妖精さんといえば…願い事を叶えてくれるパターンでおなじみなんですが…そういえば そんなペン、もらってたよなぁ…ていうか今まさに願ってることあるよなぁ、教子さんは…。

描いた願いが叶えられるペンで願いを叶えるべく、教子担当は編集部にて漫画のネーム作成に勤しみます。編集なのに。ネームの内容は もちろん…「私の教師サクセスストーリー」。わかりやすすぎです。

新たな編集さんの登場、ていうか当漫画としては初めてのタイプですね、パツキン美女というのは。ある日突然 家にいたらビックリっつーか緊張っつーか…そんな感じに なりますね。

立ったのか？

新人の編集さん、しかも教子担当の同級生ということで突如現れたジョブチェン子さん。しかし、そうなると漫所先生達の担当は…？教子担当もほんのジョブチェンジのノリで換わってしまうのか…？

描いちゃってから
気付きました。

ある日突然「お世話になります」と住み込んで、今突然「お世話になりました」と出て行くという、勢いが過ぎる担当編集・教子さん。まぁ漫所先生としては、清々すると思います。いろんな意味で。

ジョブチェン子さんが一応、“研修”として漫所先生の仕事場に。実質、次の担当候補である彼女の仕事応対は如何程のものか…そして漫所先生は血液残量がもつのだろうか…!?

一応、ジョブチェン子さんも漫画の編集さんですから、目的はやっぱり漫画の執筆なわけで…。誘惑が勝つのか…それとも漫所先生にもポリシーというものがあるのか…果たして…？

教師になる願いを叶えるべく、教子担当が かねてから執筆していた「教師サクセスストーリー」のネームが ついに完成！あとはコレをあのペンで描くだけ、ということで漫所家にネーム、持ち込みです。担当が。

ここまでの一連の流れを経て、望ちゃんが自分の切実な気持ちを漫所先生に相談です。やっぱり、これまで一緒に楽しくやってきたし、慣れてる人のほうがいいってこともあるし…ジョブチェン子さんに少し不信感も…？

少なくとも僕より
大人だと思います。

ジョブチェン子さんの影響か、頭の中はパツキンでいっぱい！そんな需要に応えるDVDソフトを求めて“漢たち”はレンタル屋に足を運ぶわけです。エロビマスターも、エロビソムリエも…。

燃え尽きるまでエロビを堪能したあとは、いつも通り執筆の日常が始まるわけで。今回もジョブチェン子さんのあからさますぎる色仕掛け誘惑編集が刺さりますが…ここで昨晩のエロビの成果が…！

辞表も用意し、今の仕事を辞める準備は万端になった教子担当。ただまぁ辞める前に一応、関わった人には挨拶をしなくてはということで…望ちゃんが小学生ということもあり、悦ヶ谷家にちゃんと顔を出しに行くのです。

たまーにやりますよ
こういう失敗。

大切な愛娘を作家という仕事に引きずり込まれてご立腹の悦ヶ谷パパと、その愛娘の担当編集であるK子こと教子担当…会ってしまったらマズそうな二人が…ついに悦ヶ谷家でご対面でございます…。

親にとって子供は可愛いものと言われます。さらに、父親にとって娘は もう、目に入れても痛くない程可愛いと聞きます。好きになりすぎてしまうと…ちょっと度が過ぎた世界になってしまうのかもしれません。

もはや感慨を
通り越して、むしろ
恥ずかしいです。

愛娘・望ちゃんが作家をしていることに大反対な悦ヶ谷パパ。これを説得するのは なかなか一筋縄ではいかなそうですが…このままでは引き下がれない教子担当、なんとか説得を試みます。多少武力混じりで…。

長らく教師の夢を捨てきれず、編集を辞めようかと葛藤していた教子担当ですが、作家のために、情熱のために、担当をする意義を見出したのでしょう。担当編集として吹っ切れた見村教子、復活です。

この3人、誰が
ツッコみ役なのか。

ジョブチェン子さんと教子担当は学生時代の同級生。と、いうことは紗江子先生も同級生なわけで。客観的視点からジョブチェン子さんを見た場合、何かウラがありそうと…紗江子先生は睨んでいるようです。

“エロビマスター”こと漫所良治、“エロビソムリエ”こと露理田好、“エロビダークホース”こと見村和真と、エロビの刺客が揃っている例のレンタル屋ですが…さらに新たな刺客の登場です。

漫所先生のエロビ友達であり、見るからにダメ人間の完成型みたいな風貌である神 先生と ご対面。まぁ“先生”と言っているので漫所先生との関係性は言わずもがな、実はランキング的にもダメ人間…だったと。

漫所先生も十分ダメ人間だということを自負しているのですが、その漫所先生でさえも到達できない領域なんですね、神葛也先生は。ここまでくると人間を通り越して、まさに神だと。神レベルのダメさだと。

神格レベルのダメ人間・神先生のもとに、あの新人編集・ジョブチェン子さんが やってきた…！ジョブチェン子さんの毒牙？とも言える誘惑手法に神先生は…見事にハマりまくりです。

絵的にも、
下心的にも。

望ちゃん達が6年生になってから初の学校エピソードというわけで…色々気分的に心機一転みたいなことで、今までは大して気にしていなかったクラスメートのことが、ふと気になりだしたりとかすること…ないですかね？

気になりだしたら余計に気になってくる、この黒月さん。何が気になるかって、この子今のところ一切しゃべってないんですよね。なんとなく感情は出してるフシは見られるんですけどね、良かれ悪かれ…。

前回 教科書を忘れた黒月さんですが、今回は逆にお箸を貸してあげる立場に。ただ忘れた人が2人以上だと…借りられた人、借りられなかった人…明らかに人によってのひいきが明確に！

望ちゃん達は6年生なので、そう、修学旅行というイベントがございます。割と生涯の思い出に残る感じのことなので、やっぱり一緒に行動する班の人にはこだわりたいところですよね…。

そういえば漫所先生が今 使っている、願い事が叶うペンって、教子担当が妖精さんからもらって、それを漫所先生に与えたモノだから…漫所先生はペンの得体も出所も一切知らずに、そのまま使用してたわけですね…。

漫画とか創作を執筆していると、きっとどこかで行き当たるのが、展開の選択。物語的にも、キャラ的にも、この先どういう展開をしたほうが将来的にいいのか…まるで人生のように考えたりしますね。

連載作品のランキングにおいて、万年最下位であった神先生に抜かれたことにより、ビリ街道まっしぐらとなった漫所先生…まぁ元々ダメなほうの順位なんですが、さすがにビリは…っつーことで一応、作戦会議と…。

あの神先生が、ジョブチェン子さんが担当するようになってから確実にランキングが上がっているのですが…それにしても、一体どんな手を使っているのだろうか…？ちょっと気になるということで…。

作品だけじゃなく、容姿までもが以前とは まるで別人みたいに洗練された？姿へと変貌をとげた神先生。こうなると ますます気になるのがジョブチェン子さんの指導方法…いや、調教方法？

万年最下位だった神先生の変貌ぶり、そしてランキングの上昇っぷりの脅威を目の当たりにし、改めて作戦会議を行なう漫所チーム。何はともあれ会議、会議と…仕事ってやっぱり打ち合わせしてなんぼなんですかね。

いよいよ望ちゃん達の修学旅行がスタートです。おなじみ いつものクラスメイト達、本来いるはずが何故か いない人達、そして どういうわけか ちゃっかり参加している ほぼ部外者まで、メンバーは多種多様ですね！

…少ないかな？
ペース遅い人だし…